日本にはお彼岸やお盆などの、御先祖の供養を行う習慣があります。住んでいる地域によっても、お彼岸やお盆の作法が違ってきます。宗派によっても多少の違いがありますが、家族でお墓参りをするのが一般的です。地元の寺院の檀家になっている場合は、お彼岸やお盆参りをしてくれる所があります。
仏壇や仏具の汚れをきれいに取っておき、供え花や果物、お菓子などをお供えすることが多いです。位牌は仏具の中でも、大変重要な役割をしています。四十九日までは白木の位牌を使いますが、四十九日法要の日には本位牌に変えます。
僧侶に丁寧な読経をしてもらうことで、お魂入れが出来ます。お魂入れは開眼式とも呼ばれており、大変重要な儀式のひとつです。ただの家具だった仏壇も、お魂入れをすることで、先祖の魂が入ります。僧侶による丁寧な読経を受けることが出来るので、心を込めて手を合わせるようにしましょう。
大切な家族が亡くなると、初盆を迎えることが多いです。親族や喪主、家族などで丁寧に供養をすることが大事です。僧侶の読経が終わったら、お墓参りに行くことがほとんどです。お線香やろうそく、水、供え花などを準備しておきましょう。
お墓参りをする時は、必ず数珠を持参して下さい。