実録！情報が盛りだくさん家族葬広場Blog

2017年04月22日

家族葬を行う利点と留意すべき点

葬儀につきましては、別れの意味が含有されているといえます。　まず、故人及び家族の別れ、さらに、故人と社会的関係者との離別があり、もうひとつは、宗教上のこの世界との別れになります。オーソドックスな葬式の優先度は、社会的離別、あるいは宗教上の離別にプライオリティーが置かれ、家族、あるいは親族との別れに関しては、後回しになることが多くあります。

　家族葬につきましては、故人及び家族との別れにプライオリティーを置く葬儀といえます。その部分に主な特徴があります。遺言で希望される方は自分自身のことを考えている家族と親しい人によって送って欲しいという願望が非常に強いといえます。

　それほど付き合いが無い弔問客で囲まれた形骸化した葬儀を避けているいると考えられます。さらに、ファミリーが、便宜的な葬儀に影響を受けないように気づかいしているかもしれません。心の底から偲んでくれる方に最後を看取ってほしいと考えられます。　故人を偲びそして、真心がこもった家族的な葬儀が、家族葬の一番のアドバンテージといえます。

加えて、参列者に対しての気づかいに追われることがないことから、メンタル的あるいはフィジカル的な負担が減ります。故人を偲ぶ落ち着きを持った時間を持つことができます。他の多くの方へおもてなしの必要性がないことから、受付、あるいは会葬返礼品の準備も不要になります。

家族だけが参列することから、参列者の数をあらかじめ捉えやすくなります。留意すべき点としまして、開始するにあたり周りの理解が求められます。リーズナブルにできる式と理解されがちですが、参列者が多くないというようなケースでは、香典収入によって葬儀に関するコストが対応できないことがあります。

また、あらかじめ訃報によってお知らせしたとしても、その日になって参列したいとお見えになることも考えられます。労力を掛けてきてくださった人にお断りできず、返礼品、あるいは料理の手配の応対に対して追われることも想定されます。また、後日になって、家への弔問で、その人への応対、あるいは返礼品の用意など、葬儀の後もゆっくりすることができないということも考えられます。

親戚、あるいは伝達していなかった方、あるいは参列を控えていただいた人からどういう理由で呼んでくれなかったのかと苦言を呈されることがあることから、検討されるケースではこれから先の付き合いを計算に入れ、細心の注意を払った対応が必要不可欠です。

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