家族が亡くなった際は、準備をしなければいけないことがいろいろあります。そのひとつが故人を供養するために必要な仏具です。仏壇がお家にある場合は、仏具一式も揃えられているため、新しく準備をする必要はありませんが、家族の死去を初めて経験する際は、一から全て揃える必要があります。ただ、お家の広さによって、仏壇を置けない場合があります。そういう場合でも、お部屋のスペースに合わせて、一番ベストな供養する場所を作ることが大切になり、供養に欠かせないアイテム一式は準備しておくことが基本になります。
仏壇は先祖代々をお祀りするための、大変重要な品物です。地元で評判の高い専門店を利用すると、高品質で上質な素材を使用した商品が揃っています。木製の仏壇は上品で落ち着いた色合いが特徴になっており、経年で美しい色に変化するのが特徴です。豊富な素材が揃っているので、じっくりと時間を掛けて選ぶことが大事です。現在はライフスタイルが変化しているので、和室のない家が増加しています。洋風のインテリアと相性の良い商品を購入したい人が増えています。
仏具は仏壇を飾るために使用されるアイテムです。さまざまな種類ものがあり、その内容はそれぞれの宗派によって異なることがあります。亡くなった方の四十九日までに仏壇を用意することが一般的ですが、購入するときには合わせて揃えることが多いです。代表的な仏具には香炉や花立、燭台があります。香炉は線香や抹香を焚くために使用する器で、花立は花を供えるために使用するアイテムです。燭台はロウソクを立てるためのもので、火立と呼ばれることもあります。
今やインターネットの通信販売でも仏壇用品は購入することが可能ですが、揃えるのは家族の中でも祖父祖母の意見が強くなりがちで、ネット通販に抵抗を覚える方も未だに多いのではないでしょうか。主要都市には「仏壇通り」と呼ばれる、専門に扱った店が軒を連ねている地域があり、そこで仏壇用品を購入するという家がほとんどだと思います。まずは東京で直接仏具を購入する方法をご紹介します。東京で有名なのは浅草の仏壇通りです。